昨日のカルテ演習会 トリートメントの質


こんにちは。アロマテラピーの学校の中安です

昨日、カルテ演習会を担当しました。このクラスの目的は、AEAJアロマセラピスト認定に必要な30ケース分のカルテ作成がスムーズに進むようにサポートすることです。

カルテ審査の目的は5つあります。1安全 2技能 3基準 4記録 5質です。

このうち1から4はガイドラインが明確なので、理解しやすく、ガイドラインにそってカルテ作成を進めることができます。

ところが5の質の場合、ガイドラインや質の良し悪しを明確に示すことはむずかしいです。たとえば、あるセッションが、ラベンダー精油と植物油のトリートメントオイルとシンプルなテクニックだったとしても、受け手にとっては素晴らしい体験であることもあります。

反対に数種の精油を使い、複雑なテクニックを使ったとしても体のうえで空回りしてしまい、受け手の心も体にも響かない場合もあります。

このように質の良し悪しを明確に示すことは困難です。だからといって質の向上を放棄してしまうとトリートメントはより良いものになりません。

カルテ審査は30回にわたって、セッションにも自分にも向かい合う機会なので、目的に質を入れることはトリートメントの質の向上、アロマセラピストの成長へとつながります。

この質の問題を考えるとき、アロマセラピストの世界観、健康観は重要なものになります。アロマセラピストがこの世界をどんなふうに見ているのか、何を美しいと感じているのか、何が健やかであるかと思っているかが、アロマテラピーの質にそのまま反映されます。

たとえば僕は、受ける方が自分の体を大切に思うようになるといいなと思っています。そのためには体を感じて、体に気づくことが必要です。

自分の体を大切にするようになると、自分の生活やその環境、そして人生全体を大切にするようになります。自分の体を大切にすることとは、体をそのまま受け入れることでもあるし、体と親しくなり友だちになることです。

僕の場合はこんなふうに考えて、それをトリートメントの質に反映させていますが、だからといって、みんなが同じようにする必要はありません。

自分の世界観、健康観を自分の得意な分野、興味のある方向、表現しやすい方法で表現することでトリートメントの質は向上します。

たとえばサロンの内装に凝るのも良いし、トリートメント技術を磨くのも良いです。質の良い精油をそろえることや、ホームページやブログを充実させることも良いでしょう。すべての分野を同時に高めていくことはむずかしいので、得意なところ、楽にできるところから始めると良いと思います。

そうするとそこからトリートメントの質は高まっていきます。それは全体へと反映されます

アロマセラピスト資格を取った方に、学科試験、実技試験、カルテ審査のどれが一番たいへんだった?と聞くとカルテ審査と答える方が意外と多いです。

トリートメントを30回行うことはともかく、それを審査用カルテとしてまとめることはたいへんなことでしょう。でもそのなかで、自分にとってのアロマセラピストの世界観、健康観を探ってみてください。そして自分の得意な分野で表現するとしたらどうだろうと、いろいろと試みてください。その試みがトリートメントの質の向上につながるはずです。

最後に。カルテ作成を簡単に進めるコツは、その日のトリートメントはその日のうちにカルテ化しておくことです。そうすると楽に進みます。


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2013-04-19 | Posted in セラピスト, ブログNo Comments » 

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