メディカルアロマセラピーだと!?


 

こんにちは。マザーズオフィス三雲です。

 

『メディカルアロマセラピー』

 

正直に言うと、僕自身は前はこの言葉が苦手でした。

…というか丁寧に扱わないといけない言葉だなと思っていました。

 

ミスリードしないようにということが一番ですが、

何より、メディカルと言えば言うほど、アロマテラピーって何?を見失わせてしまう気がしていたのです。

 

メディカルを直訳すると『医療』です。

医療アロマテラピー…?

「これを使えば、病気が治ります!」

「この精油は症状を改善します!」

「メディカルグレードです!」

こういったことを、簡単に言えば言うほど、医療界からも信頼を失ってしまう場合があります。

 

そもそも精油の効果効能を伝えてよいのでしょうか?

そもそも治療することだけがアロマテラピーの役割でしょうか?

 

丸暗記をした精油の作用に気をとられて、結果が出ずに悩んでいる人がいるという声を聞きます。

「効果効能を伝えられないなら意味がないじゃないですか!」

「どう表現したら法律にひっかからないですか?」

そんな声も聞こえそうです。

 

こういった問いは、アロマテラピーって何?を考える良い機会です。

 

精油の化学をきちんと理解することは大切。

科学的にわかっていること、わかってないことを整理することは大切。

そして、伝承された物語としての植物のエピソードも大切。

科学的には説明できないけど、個人の感覚や体験したことはもっと大切。

 

でも、これらをごっちゃにして、説明してしまうとよくないです。

特に医療やビジネスなどと結びつく場面では丁寧に扱う必要があります。

 

で、当校ではメディカルアロマセラピーのクラスを開催することになりました。

なので僕なりに、メディカルアロマセラピーって何だろう?を再考してみました。

 

medicalの語源を調べると…

med-

適切に処置することを表す。

medicalなどの由来として、世話をすること、治療すること。

 

むむ!適切に処置すること…?世話をすること…?

 

そうです!そうです!

メディカルという言葉は何も、現代医療だけではないのです。

 

古来、医療は、祈りであり、植物療法であり、手当てであり、寄り添うことでした。

占星学でもあり、哲学でもありました。

その延長線に、現代医療が上乗せされているのです。

そして、現代は、法律できちんと整理されています。

 

医療は医療従事者の役割です。責任を背負ってます。

ひるがえって、アロマセラピストはアロマテラピーの専門家です。

クライアントご本人やご家族は、その人自身の専門家です。

介護の専門家、美容の専門家、ボディーワーカー、東洋医学、お笑いの人だって。

単なるおしゃべりだって。その人の生きる力やQOL(生の質)を向上する一つです。

 

現代医療が全てではなく、様々な専門家が手を組んで、専門領域を発揮してチームでその人をケアしてく。

一人の人を、様々な領域の専門家が「自分ができること」を通じて支える。

そんな時代が来てますよね。

 

「医療の処置ができなくなってからも、

 最期の瞬間までアロマテラピーでやることはたくさんありましたよ。

 

この言葉はアロマテラピーをとても象徴していると思います。

ボディ、マインド、スピリットも含めて目の前の『人』に寄り添える。

これはアロマテラピーの得意分野ですよね。

 

 

予防、治療、予後とあるなかで、医療が担うのは、治療。

その他の予防と予後は、私たちの仕事です。

アロマテラピーの担う範囲は、広いのです。

 

「メディカル」を切り口に、医療とアロマテラピーを整理すればするほど、

アロマテラピーの存在価値やアロマテラピーだからできること、

アロマテラピーにしかできないことが見えてきます。

 

先日の川嶋朗先生のセミナーでも、

「統合医療の『統合』という言葉は本当はいらない。だってこれが本来の『医療』の姿だから。」

と川嶋先生はおっしゃってました。

 

メディカルとは医療であり非医療である。

お医者さんの代わりになるのがメディカルアロマセラピーではない。

アロマセラピストだからできることを実践することこそメディカルアロマセラピーではないか。

 

そのためには、現代の法律や役割に従って、医療と非医療の分別をきちんともつ。

科学的に精油の理解を深める。

アロマテラピーの領域をきちんと認識して、きちんと説明し、実践できること。

この整理ができているからこそ、アロマテラピーを思う存分発揮できるのではないかと思います。

 

もちろん、結果としてアロマテラピーで身体が本当に健康になることは、たくさんあります。

リズミカルボディなんて本当にそうです。

認定者の皆さんの声のように、治ること以上の恩恵を受けることがあるのは確かです。

ベースオイルだけで身体が楽になることなんてしょっちゅうです。

でも、これは治療行為ではありません。

 

アロマテラピーが社会から信頼を失ってしまったり、

アロマテラピーを日本で継続できなくなるなるのは嫌です。

それに、治ることだけを目的にするアロマテラピーなんて、もったいないのです。

 

私たちは成果主義で育ちました。

だから結果や目にみえるものに、価値があると思いがちです。

でも、そうでないものに、価値があることは、当校の卒業生の皆さんは気づいてますよね?

 

だから、当校がメディカルアロマセラピーをやるなら、目指すのは真のホリスティックな視点をもったアロマテラピーです。

精油成分やはたらきは、きちんと理解する。でもそれだけにとらわれない。

寄り添うこと、話しを聞くこと、タッチ、受け止めること、自分の「好き」を尊重すること。

ボディ、マインド、スピリットも含めて目の前の『人』に。

 

川嶋先生もおっしゃってましたが、悲しいことに人間は死亡率100%です。

だからこそ、病ではなく、目の前の人をみる。

感受性を尊重できる。生きるのが楽しいと思える。香りとタッチで心地良さを引き出し、豊かに生きる。

それが、アロマセラピストの役割なのなと。

 

そしてそして、「アロマテラピーの学校」には久保田先生がいらっしゃいます!

 

「あなたに出会えてよかった」と言っていただけるアロマテラピーの専門家。

 

この久保田先生の一言が、アロマセラピストの存在価値を表していると思うのです。

 

届け!

 

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