セラピストは自信を持ってはいけません。


 

こんにちは。マザーズオフィス三雲です。

受講生の方からこんな質問をいただくことがあります。

「どうすればセラピストとして自信がつくでしょう?」

 

宮川先生が以前、こんな言葉を紹介してくれました。

 

『セラピストは自信をもってはいけません。

 自信はクライアントに持ってもらいましょう。』

 

おお!とても深いですね。

 

そもそも、自信満々な人なんて、実はこの世にはいない気がしますよね。

 

「セラピストが自信過剰になって悪い方に出ると、人をコントロール(支配)したり、弱っている人を囲いこんだり、カリスマみたいになって自分で考えることをやめさせたりしがち。

私達の役目は、クライアントさんに、自分の身体に自信をもってもらうこと。」

というような趣旨のことをおっしゃってた気がします。

自信満々の宮川先生(笑)が紹介してくれた言葉だからこそなおさら響きます。

 

「自信」ではなく「心地よさ」をまとう

 

例えばハンドトリートメントの自信をつけたいという方は、

「技術」を完璧に憶えたら。。。
「知識」をたくさん仕入れたら。。。。
「経験」をたくさん積んだら。。。。

を追い求めがちです。

でも、「自信がついたら」と言っていたら、来世になってしまうかもしれません。

 

そこで、発想を転換したらどうでしょう?

 

「自信をつける」ではなく、

「自分が心地よい状態であれば、相手も心地よいんだ」と。

 

会うと、なんだか落ち着く人

宮川先生や天野先生もそうですが、

「この人に会うと、なんだか落ち着く」という人っていますよね。

でも、自信満々というより、雰囲気や言葉づかい、表情や立ち居振る舞いが、

「なんともふわっとした穏やかな雰囲気」をまとってる人だったりします。

 

つまり、その人の『所作』が押し付けがましくなく、気張ってもいない。

「自信」の有無というより、呼吸が整った「リラックス」している人という感じです。

 

それは、百獣の王のように自信があるというより、植物のようにしなやかに受け止めてくれる感じです。

 

触れる側の状態が所作にあらわれ、触れ方にあらわれる

そして、その雰囲気がそのまま、『触れ方』に反映されていたりするのです。

自分が不安を抱いていれば、手を通じて相手に不安が伝わります。

眉間にしわを寄せてガンバッテいたら、それが圧迫感としてそのまま伝わります。

相手をなんとか変えてあげよう!と結果だけも求めていると、空回りすることがあります。

そうではなく、

「私は『今』、この人の手をトリートメントしているのが、本当に心地よい。」

自信もなければ不安もない。

ただただ、人の手に触れていると心地よい。

そんな心持ちを目指せば、結果とし質の高いトリートメントになるという意味です。

 

優しい手になるために

そのためにどうすれば良いか。

手をゆるめると、首や肩、頭がゆるみます。

手首をゆるめると、感情がゆるみます。

呼吸を深く、穏やかにすると、気持ちが穏やかになります。

相手をそうしたければ、自分がそうなることが大切です。

『優しい手』を作る講座ではそんなことをお伝えいただいています。

 

受講生のみなさんの気づき

『優しい手』を作る講座の受講生の声を紹介します。

■精神科で、患者さんの話を聞きながら触れる。
ただ触れるだけでも伝わることがあるので、仕事でも使っていきたいと思います。
そのために、自分の時間をとって、ゆったりと手をケアしています。

■子育てサークルでハンドをします。
「筋肉は記憶する」という言葉が印象的でした。
自分の心と身体と丁寧に向き合うことを心がけたい。

■自分自身「ねばならない」が強いんだなと気づきました。
トリートメント中に「こうかな?こうかな?」と考えていたのに気づきました。

■ボランティアのときに、温かく優しい手でいたい、そんな手になりたいと思っていました。
でも、そのために「自分で自分を優しくする時間を持つ」という発想はありませんでした。

■デイサービスでハンドをする際、意識しながら、ゆっくり呼吸していきます。

■気持ちが楽になりました。

■この講座自体が、ゆったり静かな時間がぜーーたく!!

ありがとうございます!

リラックスとは、ビールを飲んで、グデーではありません。

日々、自分の心地良さに敏感になること。

 

人の身体に触れる手が、温かい、優しい手になりたい。と思っている方はぜひどうぞ。

 

 

『セルフケアは地味だけど、続けることが大切です』

天野先生より

www.aroma.gr.jp/annex/seminar/1602

 


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2015-06-28 | Posted in タッチとトリートメントNo Comments » 

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