寄り添うこと。


 

いつもお世話になっております。

マザーズオフィスの戸張です。

外を歩くと、キンモクセイの甘い香りがなんとも言えない気持ちにしてくれます。

 

さて、10月から新しいクラスを始めることになりました。

【セラピストのためのステップアップクラス ~現場の実践を通して~】

昨年開講25年特別セミナーとして開催した「セラピストのためのケーススタディ」
のリニューアルクラスです。

アロマセラピストの資格を習得したら、完璧!
かといったら全然そうではなくそこがスタート地点だったりします。

セラピストは、セラピストひとりで成り立つものではなく、
受け手の方がいてようやく成り立ちます。
だから受け手にとって良いセラピー、相手に寄り添ったケアを探求しなければなりません。
同じ相手でも、生きていれば毎回身体や気持ちも違います。

 

 先日担当したアロマセラピストクラスの「ケーススタディ」の授業の中で、
 お体に触れるとくすぐったがる方には、どうしたら良いかという話に。
サロンにいらっしゃったお客様にも、
背中に触れられると、というより触れられるって思った時点でこそばゆい。。
という方がいらっしゃいました。

 

くすぐったいとは、どんな状態でしょうか?
過敏な状態
トリートメントを心地よく受けられない状態
他の部位とは明らかに違うサインを出している状態

 

そんな時はどうしたら良いのでしょうか?
触れずにそっとしておく?
オイルだけ塗布する?
ちょっと我慢してもらい丁寧にトリートメントする?

安全に行えば、ケアの仕方はそれぞれだと思います。

 

今回の場合は、まず背部全体に温湿布を置いてみました。
するとお客様が「あったかくて、気持ちいい」とおっしゃっていました。

 

その間に、下肢のトリートメント。
しばらくすると、呼吸が途切れ、途切れになり寝息が聞こえてきました。

 

下肢のトリートメントを終え、もう一度背部に触れてみると、
やっぱりくすぐったそうに

 

仰臥位に体位変換後、トリートメントの最後に
下の写真のように、お客様の背中の下に手を入れて上背部をアプローチ
 IMG_9386_2
 こちらがほぐしていくというよりは、お客様の重さを利用して緩むのを待つように。

一カ所に少し留まり指先でじんわり刺激を与えてみると
身構えることなくアプローチを受け入れてくれました。
じんわりとした刺激と手の暖かさで相手が勝手に身を委ねてくれる感じです。

板状に緊張していた相手の背中が
どんどんと柔らかくなり、力みがなくなっていくのがわかります。

 

セラピストが一方的に施術を行ってもアプローチできるのは表面的な部分ですが、
相手の様子を感じながら、少しずつ近づいたり、声かけをしたり、待ってみたり、
寄り添いながら施術を行うと相手が自ら緊張を手放し、
肉体の深いところ、無意識の緊張までアプローチが出来ます。
 

全然難しいことは行ってません。(笑)

でも少し相手に寄り添ったケアをするだけで
セラピーの質がステップアップします。
お客様には見えない現場で行っている小さな工夫をご紹介しますので、
お時間がありましたら、ぜひお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

【セラピストのためのステップアップクラス ~現場の実践を通して~】

■中野校 10月期月曜 全3回 10/26-11/9(月)13:00-17:00(第2教室)


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2015-09-29 | Posted in セラピスト, ブログNo Comments » 

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