アロマブレンドデザイナー説明会 レポート


 

アロマテラピーの学校の
アロマブレンドデザイナークラス

アロマブレンドデザイナークラスの説明会を開催しました。今年から始まる新しいクラスです。クラスを担当する講師、学校サイドもどんなエネルギーが誕生するのかと、とても楽しみにしています。今回は説明会で取り上げられたことをいくつかシェアします。

アロマブレンドデザイナークラス

 

香りのためのAEAJ(公社)アロマ環境協会のアロマテラピー資格

アロマブレンドデザイナー資格は、AEAJが2016年よりスタートさせた新しいアロマテラピー資格です。

これまでAEAJはアロマテラピー検定、アドバイザー、インストラクター、アロマセラピストとアロマテラピー関連の資格制度を運営してきました。これまでの資格制度はどちらかと言えば、精油の使い方、成分、安全性、トリートメントを中心にアロマテラピーの可能性を広く伝える役割を担っていました。

今回のアロマブレンドデザイナーは、アロマテラピーのなかでも特に香りに特化した資格制度です。

確かにこれまでは精油の使い方、成分、安全性はしっかり学んできましたが、香りに注目してそれを専門的に学ぶというのは初めての試みです。現在のようにアロマテラピーが広く社会に受け入れられた時期に、改めて香りに注目することは、アロマテラピーの転換点になる可能性があります。

 

アロマブレンドデザイナークラスで学ぶこと

アロマテラピーの学校のアロマブレンドデザイナークラスは22.5時間です。このうち3分の2以上の時間をかけて精油の香りをじっくりと嗅ぎます。

インストラクタークラスでも〝香りのイメージワーク〟として香りと向かい合う時間を持ってきましたが、アロマブレンドデザイナークラスではちょっとちがいます。

もちろん香りのイメージも大切にしますが、それに加えてイメージの一般の言葉への置き換え、五感に基づく表現、記憶や学習に基づく表現、香りのタイプ分け、そして香りの強さや持続性など香りの物理的な性質も含めて、香りを学びます。

嗅覚という個人的な感覚をベースにしながらも、感じたことを細分化、一般化し、さらに香りの物質としての性質も含めて、香りの構造を理解しようという試みです。

クラスではこれらの香りの学びを元にして、ブレンドの組み立てにも進みます。歴史的な名香(有名な香水)の再現(模倣)を行うこと、その次に名香の変化のパターンを学びます。名香に使われているどの精油を変えると、どんな変化が起こるのかというパターンです。そして最後はオリジナルブレンドを作ることに進みます。

 

資格の申請方法

クラスを修了された方に発行される履修証明書をAEAJに提出し、資格登録認定料の振込などの諸手続きを終了するとアロマブレンドデザイナー資格が認定されます。試験などはなく、4月、7月、10月、1月が資格申請月となっています(アドバイザー資格の方が対象です)。

今回の制度は履修のみが条件で学科&実技などの試験はありません。そのため早めに資格を取得して、実際のアロマブレンドデザインの技能を高め、役立てる方向に進むことができます。

 

アロマブレンドデザイナー公式テキスト

 

アロマブレンドデザイナーの可能性

今回の説明会で、参加のみなさんとアロマブレンドデザイナーについてお話しするなかで次のような可能性を感じました。

1.アロマテラピーの香りの良さ、利点を強調することができる
今回は香りを中心にした資格制度が成立したことで社会からの注目も期待できます。

インストラクター、アロマセラピストの活動で香りの良さを強調する。
香りの構造を学ぶことで、その香りの優れた点を説明することができます。

芳香浴の質を高める。
アロマテラピー利用法のひとつである〝芳香浴〟をより豊かなものとして提供できます。今回は精油の種類も増えたことも大きなメリットです。

手作り化粧品の質を高める。
手作り化粧品や石鹸づくりのなかでも香りをより豊かに扱うことができます。

フレグランスとアロマテラピーの接点になる。
アロマテラピーだけでなく、フレグランスに関心がある方たちとも繋がりを広げることができます。

 

香りのパレット

説明会はでは実際の授業の様子を体験していただくために、香りのパレットづくりの一部を紹介しました。

香りのパレットとは、精油の香りを嗅ぎながら、その香りの印象、表現、五感、記憶や学習に基づく表、香りのタイプ、香りの物理的特性を学ぶ方法です。

調香の方法に従って行い、感じるままに専用の用紙に書き込みます。今回はプチグレン精油で行いました。記録の一部を紹介しますね。

 

1.香りの印象 ワクワクした気持ちが沸き起こってくる。葉っぱのついた小枝で喉をくすぐられているような感じ(体ごとの喜び)。低い姿勢で木の間をすり抜けるイメージ(地に足をつけた躍動感)。

印象・イメージに基づく表現 さわやかな、ナチュラルな、若々しい、リフレッシュな、ダイナミックな

五感に基づく表現 明るい、生命を育むグリーン、甘さ、苦さ

記憶・学習に基づく表現 柑橘系のもつ軽さ、浮遊感に加えて、原料に葉や木質部分が加わることにより、生命力、物としての身体とのつながりを感じた。

香りの強さ 強くも弱くもない

 

以上です。いかがでしょうか。説明会のわずかな時間でしたが、自分のなかでプチグレン精油への理解が深まったとても興味深い作業でした。

8月期アロマブレンドデザイナークラスは8月12日より開講です。アロマブレンドデザイナークラスの内容や入学に関するご質問はこちらのフォームをご利用ください。

またマザーズオフィス「アロマテラピーの学校」の単科クラスサイトのアロマブレンドデザイナークラスのページではこのクラスの内容や申込方法についてご紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。

 

 


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2016-08-01 | Posted in アロマブレンドデザイナー, ブログComments Closed 

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