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【6】せめて生理中は視覚の断食を。情報に従わず自分の感覚に従う。


tv04

○宮川
月経リズムの不調を抱えている方、
それから、妊娠を希望している方への妊娠準備のアドバイスも同じです。
生理中は目を使わない。情報から離れる。
ただただ、ボーっとしてください、ということ。
特に今は、視覚が過剰になっているのでもっと原感覚を育んでほしい。

●司会
原感覚とは?

○宮川
人間の生きる力を育む感覚のことですが、嗅覚と触覚と味覚なんですね。
嗅覚、触覚、味覚は生きる力を育む感覚です。
生きるぞ!という生命力に直結する。
視覚や聴覚というのは、比較的新しい感覚です。
現代は、視覚情報が、とにかく過剰で偏りすぎなんです。

●司会
過剰すぎるんですね。

○宮川
そう。だから、別にテレビが悪い!のではないです。
それはそれは素晴らしい番組もあります。
目を使わない方法の一つが、「テレビを見ない」なんです。
妊娠中や生理中は視覚情報を意識して減らして、
もっと身体の野生的な部分を育みましょうと、そういうことです。

●司会
視覚の断食みたいなものですね。

○宮川
そうじゃないと、自分の感覚に従わないで、情報に従っちゃうのね。
そうすると、自分が何をしたいのか、何が心地良いのか、わからなくなる。
自分の気持ちと身体が離れていってしまう。
自分が自分と一致しなくなってしまって心も病んでいくし、
妊婦さんなら、赤ちゃんの欲求がわからなくなる。

●司会
赤ちゃんの欲求というのは?

○宮川
つまり赤ちゃんが泣いているとき、
「なんで泣いてるんだろう?」とじーと頭で考えて、
見ている人が増えてきてるのね。
で、育児書で調べたりして。

●司会
ああ…

○宮川
そうじゃなくて、まずダッコしようよ!と。
妊娠中に身体づくりができて、「身体の野生」が磨かれていると、
うんちかな?とか、眠いのかな?とか、
だっこしてほしいのかな?とか、なんとなくわかるんです。
いつもと違う鳴き方だなとか、いつもより軽いなとかということも、わかる。

●司会
野生というのは、直感力ですね。
それを育むのが、嗅覚、触覚、味覚だと。

○宮川
そうです。だから今は、こんなにアロマテラピーが求められているんだと思います。
身体はわかっているんですよね。

●司会
そういえば安達先生は、
10年前にテレビをなくして後悔したことは一度もないとおっしゃっていて、
静かな時間から『思考の整理』、『直感を高める』、『身体をみつめる』など。
生み出されるものが沢山ありますとおっしゃってました。

○宮川
嗅覚と触覚は、まさにアロマテラピーの領域。
インストラクタークラスの卒業生の方は、
知的な部分と感覚的な部分のバランスだいぶ磨かれているんじゃないかな。

●司会
味覚は「からだの自然塾」や「リズミカルボディ(R)フード」ですね
そういえば、目の手術の後に、テレビを見せるという話を読んだことがあります。
目を動かさないで固定させておくのに良い、という理由で。

○宮川
テレビをみてる子どもの表情をみると、一目瞭然。
パカーって口をあけたまま、目が一点を凝視して固着している。
身体の視点でいうと、成長しつつある子どもには、
本当にテレビの見過ぎは問題です。
子どもの話は、いくらでも話したくなるから、長くなるからやめておくけど。

●司会
松尾祥子先生は、「PCデトックスDay」を決めているそうですが、
そういうことですね。

○宮川
とっても良いですよね。
そういうことができればテレビが家にあっても問題ないです。
もう大人なんだから。

●司会
ちなみに、松尾先生のご主人は
某テレビ局プロデューサーとのことです。
「テレビをみんなが見なくなると大変~(笑)」とのことでした

○宮川
そりゃ、死活問題ね(笑)
誤解がないように言っておくと
「テレビが悪い」のではないのね。
さらに言うと、目を使ってもいいんです。
何がいけないかというと、自分の身体に無頓着だったり、興味がない人。
もしくは、興味を持てないくらい疲弊していることが問題。

●司会
そういえば安達先生は、夜、ヘッドホンで音楽を聞きながら寝る方の耳を触ったら
とっても硬かったとおっしゃてました。

○宮川
そういう人は、せめて数日でもヘッドホンをしないで寝てみて、
次の朝、体調はどうかな?とチェックしてみるところから始めれば良いんです。
意識して、身体に耳をすませてみる。

●司会
人体実験する感じでですね。

○宮川
本当に少しずつで良いんです。
一度、快適な身体の状態を知れば。
身体が楽になれば、気持ちも楽になっているはず。
その感覚に気づくだけでも、全然違います。

●司会
そのうえでメンテナンス術を身につけるということですね。

○宮川
快適な状態を知って、メンテナンスして、という循環ができれば、
少しずつ身体を変えることができます。
そのために、私たちはスクールをやっているようなものなので。

●司会
そういうことですね。
宮川先生、ありがとうございました。

○宮川
ありがとうございました。
宮川先生とのお話は終わりです。
最後に、先生方のアンケートから見えてくる
「からだづくり」のアプローチをみていきましょう。

 

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